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説明: |
霊芝(れいし)はサルノコシカケ科のキノコで、和名をマンネンタケといいます。湿地を好み、初夏から夏にかけ、雑木林や果樹園の広葉樹の切り株、埋もれ木などに生えます。古木10万本に2〜3本しか採取できないという希少品種で、めったに人目にふれることはありませんでした。霊芝は62種類ありますが、赤霊芝、青霊芝、黄霊芝、黒霊芝、白霊芝、紫霊芝の6種類が薬用に適しています。霊芝の子実体を乾燥したもので、乾燥させるとそのままの形で長年保存できるため、『万年茸』とも言う。
霊芝は、中国で古くから「不老長寿の仙草」として珍重されてきた植物生薬で、古くから健康維持のために用いられてきました。健康の源である気血を補い、五臓を滋養する効果があります。近年の研究で、抗ガン作用もあることが分かり、ガン治療薬としても注目されている生薬です。日本では霊芝の研究が盛んで、1937年から京都大学で行われています。
霊芝は、免疫力の調整作用があります。免疫力はあまりに上がりすぎても体から異常とみなされ、あらゆる病を引き起こすそうです。霊芝は調整してくれるので、いつでも安定した免疫力でいられるということです。また、血管の掃除や、浄化もしますのできれいな血液が戻ります。他にも、ビタミンミネラルも豊富で、副作用の心配もありません。最近ではアレルギーや肝炎などにも作用する報告もあり、これからもどんな効果がでるのか期待される霊芝です。
霊芝茶は、古くから不老長寿のお茶として親しまれてきました。万病に効くといわれてるだけあって、頼もしいのですが、良薬は苦しということで多少の苦味があります。霊芝茶は、霊芝の奥深い味わいがありますが、クセが強いので慣れるまでは、冷やしたり、薄めでいれたり、他のお茶と混ぜて飲まれると美味しくいただけます。
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効果: |
滋養五臓、補益気血、寧心安神、止咳平喘。
●冠動脈疾患・心筋梗塞――‐冠動脈を拡げ、血流を増加させ、心筋の循環を改善させます。不整脈の改善にも効果を発揮しています。
●精神の安定――‐気持ちを安定させる効果があるのでさせ、不眠、動悸、めまいなどを軽減します。
●糖尿病の治療――‐血糖値、コレステロール値を下げます。
●抗がん作用――‐成分に多糖類を含むので、中国では各種の癌治療に使用されています。
●抗アレルギー・免疫力向上――‐傷ついた免疫機能を修復します。
●その他――‐上記以外にも肝炎、肝硬化、腎炎、慢性気管支炎、鼻炎、十二指腸潰瘍、前立腺肥大、更年期障害、冷え症、湿疹、頻尿、栄養不良など。中国では、数多くの疾病の治療に用いられています。
●美容効果――‐特に、シミ、そばかす、ニキビには効果を発揮します。
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使用: |
1回1袋、1日1~2回。ティーバッグをカップやグラスに入れ、沸騰したお湯を注ぎます、3分ほご置いてお飮み下さい。
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