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説明: |
『四物合剤』は中国古代の処方箋「四物湯」によるものです。四物湯(しもつとう)は、中国宋時代の漢方書「太平恵民和剤局方」に収載された処方で、婦人疾患、血虚などに広く使われてきました。歴代の漢方医者に「全ての血液に関する病気の通用方」と言われています。
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成分: |
当帰(トウキ)、川弓(センキュウ)、芍薬(シャクヤク)、熟地黄(じゅくじおう)など。 |
効果: |
養血調血。本方は、血行をよくする作用があります。造血機能の不十分に、虚血の方に補血効果、オ血の方に行血効果があります。
胃腸障害はないが、血行不良や貧血の傾向があり、皮膚がカサカサし、つやの悪い人の諸症に用い、血の道症、月経不順、産後あるいは流産後の疲労回復、冷え症やしもやけ、しみなどに効果があります。
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適用: |
血液の虚弱による目眩、動悸、オ血性疾患、皮膚が枯燥し、色つやの悪い体質で胃腸障害のない人の次の諸症状:産後失血あるいは流産後の疲労回復、月経不順、冷え性、しもやけ、しみ、血の道症。
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