品番:KSA-230 |
品名: |
烏賊骨 (うぞっこつ) 別名:海螵蛸 |
|
|
説明: |
コウイカ科 Sepiidae 烏イカ Sepia esculenta Hoyle (コウイカ)の骨状の内殻を日干ししたのち酥炙するか粉末にして用いる。【性・味・帰経】:性微温、味鹹・渋;帰肝・腎経
|
成分: |
炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、キチン質、ニカワ質など。また内殻中にリシン、ロイシン、 L-グルタミン酸、アラニン、シスチンなど17種アミノ酸を含む。 |
効果: |
収斂止血、固精止帯、制酸止痛、収温斂瘡などの作用がある。 |
応用: |
1.不正性器出血、肺や胃の出血、外傷出血に用いる。不正性器出血には、茜草、棕炭、五倍子などを配伍する。例:固衛湯。肺や胃の出血には、白芨とともに等分量で粉末にし服用する。例:烏芨散。
2.遺精、白色帯下に用いる。遺精には、山茱萸、莵絲子、沙苑子など、益腎固精薬を配伍すべきである。女性の赤白帯下には、白芨、血余炭を配伍する。例:白芨散。
3.胃痛、呑酸に用いる。多くは貝母とともに用いる。例:烏貝散。
4.湿瘡、失神、多量の膿を伴う潰瘍に用いる。湿瘡湿には黄柏、青黛などを配伍し、粉末にして塗布する。潰瘍には、単味で、あるいはV石膏、V竜骨、枯礬、白芨、紅昇、氷片などを配伍し細末にして患部に塗布する。
|
使用: |
生薬、煎じ薬の一味として使用:3〜12g。
|
注意: |
薬性は微温で、陰液を損傷し、火熱を助ける恐れがあるので、陰虚火旺証には禁忌。 |
注文
案内
*:
|
1、ご注文の際、コメント欄に具体的な原形、砕き、刻みと量、或は粉末と量を記入下さい。
2、単価、送料、合計代金、即時メールの内容を気にしないでください。
3、注文後に注文確定メールよる御見積書を送られてくるので、それまでに御待ちください。
4、登載していない生薬が欲しいなら、御問合せください。煎じ薬の調合をご要求により応じます。
|
|