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説明: |
ヤマノイモ科のニガカシュウの塊茎(担根体)です。
【性・味・帰経】:性寒、味苦;帰肺・肝経
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成分: |
ジオスゲニン、ジオスブルビンなどのステロイドサポニンなどを含んでいます。 |
効果: |
散結消腫、清熱解毒、凉血止血などの作用がある。 |
応用: |
1.癭気の治療に用いる。黄薬子だけを酒に浸して服用し、頚部の癭気を治療する。また、海藻、牡蠣などを配伍する。例:消癭湯。
2.瘡瘍腫毒、咽喉腫痛、毒蛇咬傷などに用いる。黄薬子は清熱解毒の効果があるので、単味あるいは他の清熱解毒の薬物を配伍して使用される。近代はよく海藻、昆布、白花蛇舌草、薏苡仁、山慈姑などを配伍し、甲状腺、食道、胃、肝臓、直腸の腫瘍の治療に用いて、一定の治療効果をおさめている。
3.血熱による吐血、出血、喀血症に用いる。黄薬子には凉血止血の効能があり、他の止血薬たとえば蒲黄、棕炭などと配伍して使用される。
4.また黄薬子は止咳、平喘の作用も兼ねているので、活血の治療に最も効果が良い。咳嗽、気喘、百日咳の治療にも用いられる。
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使用: |
生薬、煎じ薬の一味として使用:5〜15g。粉末:1〜2g;外用適量。
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注意: |
1.黄薬子を大量に、長期間にわたって服用すれば、消化器に副作用がある(たとえば、嘔吐、下痢、腹痛などが現れる)。
2.また肝臓機能にも一定の損傷があるので、脾胃虚弱と肝臓疾病の患者には慎重に用いるべきである。 |
注文
案内
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