品番:KPD-15 |
品名: |
加味霍香正気丸 (かみかっこうしょうきがん) |
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説明: |
『加味霍香正気丸』の処方は「霍香正気散」の変化からで、中国宋時代の漢方書《太平惠民和剤局方》に記載されている薬方です。胃腸がもともと弱い体質で、冷房等により体調がくるい発熱したりする、いわゆる夏かぜ、また暑いさかりに清涼飲料水・果物・生ものの摂取により、胃腸が冷やされ、その機能が一層低下しておこる下痢・食欲不振・全身倦怠などの胃腸疾患に用いるのが『加味霍香正気丸』です。
『加味霍香正気丸』は、夏の感冒、暑さによる食欲不振・下痢・全身倦怠に効果があります。 |
成分: |
広藿香(こうかっこう)、紫蘇葉(しそよう)、白芷(びゃくし)、白朮(はくじゅつ)、陳皮(ちんぴ)、半夏(はんげ)、厚朴(こうぼく)、茯苓(ぶくりょう)、桔梗(ききょう)、大腹皮(だいふくひ)、甘草(かんぞう)、生姜(しょうきょう)、大棗(たいそう)。
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効果: |
解表(発汗させて、寒気を発散させること)、化湿(湿をとり、体内の余分な水分を排出させる)、理気(気の流れを良くする)、和中(胃腸の機能を調和させる)の作用があります。
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適用: |
外感風寒、内傷食滞、或いは内傷寒湿、夏傷暑湿よりのぼせ、頭痛、胸お苦しみ、腹部の膨らみ、張りと痛み、暑気あたり、冷たいもの、生物の飲食が過ぎてむかむかする、食欲がない、全身が重だるい、下痢をするといった場合によく用いられます。
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使用: |
1回1〜2丸を1日2〜3回、水またはお湯で服用してください。
(外包を割り、中の丸薬を小さく切り、数回に分けて飲んでください。或いはそのまま、かんで服用してください。)
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注意: |
服用期間中滋養強壮系の漢方薬を一時中止して下さい。
風熱風邪には服用しないこと。
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