安康欣カプセルは主に“扶正、祛邪、増効、昇白”の功能があります。特に活血化瘀(鎮痛と低酸素耐性)の作用は現在の中医学抗癌総合治療の中で確かな治療効果を期待できる第一選択薬（ファーストライン）です。肺癌・胃癌・肝臓癌・腸癌・食道癌・乳癌・脳癌・鼻咽頭癌・膀胱癌など、多種多様な癌治療薬として突出した漢方薬です。

1. 扶正（身体の免疫力増強）
(1) 抗体(AB)とリンパ細胞の生成を促進し、体液と細胞免疫を増強します。
(2) 非特異性免疫機能を増加し、例えば白血球数(WBC)やマクロファージの貪食作用を促進します。
(3) バイオフィルム（生物膜）の流動性を顕著に増加させ、過酸化脂質(LPO)蓄積を減少させ、スーパーオキサイド・ディスムターゼ（SOD）の活性化を促進します。具体的には抗フリーラジカル作用を持ち、老化や損傷を予防するのに有効です。

2. 祛邪（広域スペクトル抗腫瘍。鼻咽頭癌や脳腫瘍など多種の癌治療に効果を発揮）
安康欣カプセルは胚性腫瘍(EC)、ルイス肺癌、B16メラノーマ細胞の抑制する顕著な作用があり、抑制率は60%以上にも上ります。インビトロ検査を通して人体癌細胞の成長に対しても大きな抑制効果があることが分かりました。肝細胞（H22）の延命率も60%にまで達し、ネズミ白血病(L1210)に対しても33.8%以上の抑制結果が報告されています。

3. 減毒昇白（増効減毒）
安康欣カプセルと化学治療薬を併用することで、化学治療の薬効作用を増強（P<0.01）させると同時に、化学治療薬の用量も減らす事ができます。
昇白〜抗放射線作用があり放射線・化学治療を順調に進める助けをします。
安康欣カプセルは化学治療により引き起こされる白血球数（WBC)減少に対して一定の保護作用があります。特にX線治療による白血球数（WBC)減少に対して有効であり、抗放射線作用があります。

半枝蓮（はんしれん）、山豆根（さんずこん）、夏枯草（かごそう）、蒲公英（たんぽぽ）、魚腥草（ぎょせいそう）、石上柏、枸杞子（くこし）、穿破石、人参、黄耆（おうぎ）、鶏血藤（けいけっとう）、霊芝（れいし）、黄精、白朮、党参、淫羊霍（いんようかく）、菟絲子、丹参（たんじん）等十八種類の漢方薬で構成されています。

活血化瘀（血をさらさらにして、流れをよくすること）、軟堅散結（腫瘍の塊を軟化させて消散させること）、清熱解毒（熱毒の邪、発赤・腫脹・化膿・高熱を治すこと）、扶正固本（バランスを正し、脾腎を培補して人体に内在する抵抗力を強めること）、の作用があります。主に肺癌、胃癌、肝臓癌の補助治療として用いられます。

△腫瘍の縮小、消失。直接癌細胞を殺して、正常な細胞を傷つけない。
△癌細胞の分裂を阻止して、腫瘍の成長、転移を防ぐ。
△癌細胞の分裂を抑制するので単独で使っても治療効果得ることができるが手術、放射線、化学療法などの西洋医学の手段を補って、作用を増加する。
△は放射線や化学療法と併用する場合は、治療効果増強、副作用を軽減しよりよい治療効果を得ることができる。
△白血球の減少を抑える、免疫力向上効果。

肺癌　胃癌　肝癌　食道癌　直腸癌　鼻咽癌　乳腺癌　子宮頚癌　悪性リンパ腫　膀胱癌等に広く有効性が報告されている漢方抗癌薬です。また、化学療法、放射線療法および手術後の治療等と併用することも可能である。

1日3回、1回4〜6粒。食後服用。