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説明: |
花茶には三つのタイプがあり、緑茶や青茶・黒茶・紅茶などの茶葉に花自体を混ぜたもの、花の香りだけを茶葉に移したもの、花自体をお茶として頂くものがあります―胎菊はその内の一つです。
杭白菊は主に、浙江省の桐郷市で生産しています。毎年10月の下旬から、立冬前後の11月中旬まで収穫します。10月下旬の菊が開く一歩手前の、蕾のみを摘まれたものは「胎菊」、又は「蕾菊」といい、杭白菊の最高級のもので、甘い香りを持つのはこのお茶の特徴です。黄山の貢菊と違ってこの菊花茶は、菊独特の強い香りがなく、香りは優しく味も穏やか、初心者の方にもクセがなく美味しく飲めます。
胎菊は菊の香りとほろ苦い味、まさにノドにキク味です。中国では民間薬として街のあちこちで売っており、暑い季節や炎症などで熱っぽい時によく飲まれております。又インフルエンザでブレイク中のお茶です。菊の花が刺身のツマに使われているのはなぜでしょう?それは殺菌効果があるためと言われています。飲んで美味し、うがいに良し、のどを潤して乾燥から守りましょう。蜂蜜をたらせば、効能で保湿効果倍増です。 更に嬉しいのはそれまでの蕾の状態とはまったく異なる綺麗な花がお湯を注ぐと一気に咲き乱れるところ。薄い黄色を纏った胎菊茶は見た目でも楽しめる
胎菊は漢方でも用いられ、目によいとされているため、中国では唐代から飲まれている歴史がある花茶です。眼精疲労・頭痛・血圧安定・また、解熱・解毒作用があり、頭痛、風邪、高血圧などにも良いお茶です。
*杭白菊の郷―中国浙江省桐郷市の同新食品有限公司製、田野菊海ブランドの胎菊中国では一番ものです。
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効果: |
清熱解毒、養肝明目、利血脈、降血圧。胎菊花は目の疲れを取ったり頭痛やめまい、熱気や発熱に効果があるとされています。
▽肝臓の消炎効果
▽熱のある風邪に効果的
▽目眩、目の腫れ、眼の痛みに効果的作用
▽糖尿病、高血圧の方にお勧め
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使用: |
胎菊茶の飲み方
普段お使いの茶器で、お手持ちの急須に熱湯を注ぎよく温めておきます。お湯を捨て、菊花茶5gを入れ熱湯を軽く冷ましたお湯を200ml程度注ぎます。抽出時間を菊花茶の量に合わせ1分前後おいて、茶杯に注ぎます。お茶は全て出し切ってください。以上の菊花茶の量、淹れ方で大体3〜4煎は美味しく飲むことが出来ます。
飲みごこち:ほんのり菊の香りがします。飲むとほんのり菊の味すがる。
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